見上げれば

最近下を見て歩くことが多い、とふと思った。そのときに履いている靴によるが、ここのところここは朝も昼間も午後も気温が上がらずめっきりすっかり秋の雰囲気漂うようになったからかブーツを履いて出かけることも多くなってきた。そして道路や、旧市街地などの中心街は踏み込まれた石畳で、そこここには隙間があったり、がたがたしていたりでそこにヒールが挟まるのを避けたいからである。もうひとつは最近雨が降らないのはいいけれど、降らない唯一の弊害といっていいかもしれない、それは犬のフンが多いこと。それらを踏まないように歩こうと下を見すぎているのかもしれない。

この間の週末に友達のお店にちょっと寄ったらわさわさと他の友達も立ち止まり、ほんのちょっぴりビールを飲みつつ、2時間ばかり立ち話になった日の夕方、ふと見上げた空はとってもきれいな夜色の空で、もう秋真っ只中だなぁと宵の帳が虫取り網のごとく、でもゆっくりと早く、不思議な速さで降りてくるのを感じた。

 IMG_7381_1.JPG

真夏なら10時半すぎまで明るかった空も、いまでは7時半を回ると暗くなる。

天気がいい日の夕方は空を見上げてみよう。

IMG_7391_1.JPG

すっかり夜になった街角の、建物の間から見えた観覧車と、月に見えた街灯に照らされて金木犀をふと思い出させるような夜店の甘い香りをかぎながらてくてく歩く秋の夜長であった。

2 réflexions au sujet de « 見上げれば »

  1. risi@いけばな

    犬のフンというのは、あれは何なんでしょう。
    改善しようという気持ちはみじんもないのでしょうかねえ。
    まあそういうかたくなさっていうのも、いかにもフランスらしいって感じもしますけど。
    フランス人の意見もぜひ伺ってみたいもんです。

    翻って我が国、シャベルとビニール袋とティッシュを持って散歩させている姿っていうのも、何か滑稽ですけど・・・。

    写真、いいですねえ。特に一枚目。
    異国で生きるいとへんさんの覚悟、強さ、悲しみ・・・いろんなことを想わせます。

  2. いとへん Auteur de l’article

    risiさま

    ほんとにまったくもって日本の道徳観とは違ってるので驚くばかりですが、そのことに罪悪感はないらしいです。なぜなら、そのことで道路を清掃する、という仕事があるのだから、という考え方をするようです。でも昨今では、公園や森などのそこかしこには市役所が管理しているであろうビニール袋スタンドが設置してあり持って帰るようにという指導もあるみたいです。友人はいつもビニール袋持って散歩に行くようです。ちゃんとしてよね、と思う人もいるようですが、大半はたいした事じゃない、と思ってるんじゃないでしょうか。。。周りにいるフランス人に機会があったら聞いてみようと思います(笑) 

Les commentaires sont fermés.